白雪(しらゆき)- 早見沙織
■美しい赤髪をもつ18歳の少女
タンバルン王国出身の山生まれ、幼い頃から薬事を学び、薬剤師の道へ進む。
髪色のせいで何かと災難が続くものの、おかげで多少のことには物怖じしない性格に育った。
祖父母に育てられ、人に頼らなくても自分で出来ることは何度でも頑張れると教えられた。
早寝早起きが基本で、硬いパンとジャムが好き。祖父母が酒場をやっていたため料理も作れる。
赤髪を珍しがったラジが、自らの愛妾にしようとしたため、彼から逃げるために故郷タンバルンを出、その途中の森でゼン達と出会い、その縁でクラリネス王国に住むようになる。
客人でなく正式な身分でもある宮廷薬剤師になるため試験に合格し、見習い期間を経て、ウィスタル城の宮廷付き薬剤師となる。
ゼンの側近たちともそれぞれ信頼関係を築いており、ミツヒデを兄のように慕い、木々には憧れを抱いており、オビの前では格好をつけずにいられる。
赤髪のため誘拐されたり、王子であるゼンと親しくするのを快く思わない人間から脅されることもあったが、真正面からそれらに立ち向かう姿勢で周囲から認められつつある。